2004年3月28日 大阪中津・Vi-code  
live report by どり〜むさん  

Boz Jovi LIVE IN Vi-code SUNDAY MARCH 28,2004  

とうとうこの日がやって来た。。。楽しみ半分、怖さ半分(笑)
私とsyuming(JON)さんが出会って1年、BOUNCE TOUR NEW JERSEY、GIANTS STADIUM行きを計画、実行して7ヶ月、そして今ここに大きく進化を遂げたsyumingさん(JON)がベールを脱ごうとしている。果たしてどう変化(進化)したのかこの眼で確かめなければならない。今日のライブレポートを依頼されたのは1週間ほど前のことだ!私のレポートで本当にいいのか・・・自信なかったりするのだが(^^;ちょっと甘めのREPORTにならないか、そればかりが心配だ(笑)

今日はとても暖かく、春の陽気に誘われるように会場であるVi-code前の公園の桜も咲き始めている。桜が咲いているその公園ではバーベキューをして花見をしている人たちがいて一歩一歩春が近づいているんだなぁとしみじみ感じる(^^)そんな春ウララな日に記念すべき初ライブを敢行するBoz Joviにはきっと明るい未来が待っていることでしょう。この先も成長していく姿を追っていきたいと思う。

さて、阪急電鉄中津駅を降り、そんな桜の木を右手に見ながら数分歩いて行くと会場であるVi-codeが見えてくる。人二人が通れるか通れないかの狭い入り口を入っていくと正面に受付がある。チケット嬢を探したのですが見当たらず(^^;残念!予約していたので名前を告げたのだがよく考えるとハンドル名で予約していたんですよね。ハンドル名をいうのが少し恥ずかしかったりした(笑)私が会場に入ったのは6時前、TONTONのLIVEに少し遅れてしまった。TONTONのLIVEを見ていたらこれじゃいかん!と思った。みんなイスに座ってじっと聴いている。上手い、下手はともかくTOTOと言えば一応ロックバンドでしょ。ルカサーもポーカロも泣くぜ?みんなもっとノッてあげなくちゃ。やっている方はつらいと思うなぁ。その点我々はノリのいい人たちばかりなので大丈夫だとは思うけど。この時点では不安、不安・・・。時間は刻々と過ぎていく・・・6時40分くらいにTONTONが終わり休憩に入った(セットチェンジです)一旦ホール外に出てみる。するとおなじみのメンバーがみんな勢ぞろい。みんなちゃんと来てるのねぇ。偉い!おっと、東京からも。びっくり。。。きっと東京組にも今日のライブの様子は伝わるのでしょう(^^)しばらくして会場に戻ってみるとさすがにみんなもう最前にかぶりつき状態。そうこなくっちゃ。
私はJONの正面ややリッチーよりの2列目に陣取り周りを見渡せる位置を確保。
準備をしているBoz Joviのメンバーたち。初対面のさめっく(アレック)さんは手を振ってくれたりにこにこ私たちの声援に応えてくれている。やさしさがにじみ出てましたね(^^)のりたま(DAVID)さんは女性です。クールに見える振る舞いも素敵です。ただし(RICHIE)さんはとてもかわいくて愛想よく若いころのリッチーのような印象を受ける。たける(TICO)さんは迫力がありティコっていう雰囲気を醸し出しています、あごひげも素敵です。おのおの準備しているとJON(syumingさん)も出てきて準備を手伝っています(笑)その風貌、仕草に一同大爆笑。いやいや、JON最高です(^^)リッチーの前にはトーキング・モジュレーターが設置されている。何のホースを使ってるんだ?っていうくらい手作りっていうのがわかる。ジョンのマイクスタンドも白に施されている。これには参った。マイク一つにもこだわりが伺えます。トリビュート・バンドはこうでなくっちゃね。あとはパフォーマンス次第だよねぇ(^^)がんばれ!Boz Jovi!!

セットチェンジの時はAC/DCなどが流れており早くもテンションはハイに!
HIGHWAY TO HELLが終わったころだったでしょうか、時間にして7時過ぎだったはず。会場が暗転しブルーのライティングに包まれPINK FLAMINGOSからLIVEは始まった。青い灯が幻想的なパワーを引き出しBoz Joviサウンドを映えさせる。
それはまるで私達を異空間に引き込むかのようだった。JONは金髪にブルーアイズ、黒の皮パン、白のTシャツに黒の皮ジャンそれにサングラスという出で立ちで颯爽と登場!!ドラムキット前に水を置きSETLISTを我々に見えないようにスピーカー下に慎重に貼り付けている(笑)オープニングは私の予想とは違ったが昔を思い出すのにはぴったりでしたね。あの強烈なイントロそして旋律のメロディ!デヴィッドがいきなり魅せてくれました。それと調和するかのように我々オーディエンスも自然に体が動く。最高のオープニングです。続いてはRAISE YOUR HANDS!この流れはSLIPPERYのツアーのOPENINGなんですね。JONの想いが詰まったOPENINGなのでしょう。会場はもちろん♪RAISE YOUR HANDS〜で両手を高く挙げます。BOUNCE TOURをも凌駕する勢いがありましたね(笑)
大げさ?いやいや私たちにとってはそれくらいすごく盛り上がったのですよ。
♪RAISE YOUR HANDS FROM NEW JERSEY TO TOKYO お〜お〜お〜RAISEYOUR HANDS!こぶし挙げ挙げ〜!!いや〜〜ノリノリです。最高です。でもね、ここFROM NEW JERSEY TO TOKYOの部分はOSAKAに変えて歌って欲しかったな。そうすればもっと盛り上がっていたと思います〜。。。次回に期待しよう(^^;続いてはWILD IN THE STREETS!JONになりきってます(笑)イントロから右手を胸から天に何度も突き上げる格好なんかJONそのものでしたよ。こんなに輝いて見えるsyumingさんは初めてだね。リッチーも本物同様のポーズを真似て私たちを煽る。ヘヴィにそしてよりタイトに聴こえるその音色は本物のリッチーを彷彿とさせる(^^)ほんとに初ライブ?って感じです。リッチーのソロパートになるとジョンはちゃんと「リッチー・サンボラ〜〜!」って振ってました(^^)BON JOVIに対する熱い想い、エナジーがひしひしと伝わってきます。私達のような熱いサポートがあるからその想いに拍車をかけたのかもしれない。そうであればあながち我々の応援もまんざらではないということだ!本当にそうならこの後さらにマジックを魅せてくれるに違いない!!

サングラスをはずしMCが入ります。マニアな曲もPLAYする!と宣言するJON。150人入ればいっぱいの会場なのに「2万人くらい?いや4万人くらいかな?たくさんの方に来ていただいてありがとう」なんて言って我々を笑わせる。掴みもなかなかでしたね。OK、OK(笑)続いてリッチーがアメリカ国旗を腰に巻きつけて登場。オオーッ!そう、あの曲です。ステージは暗くなりブルーの照明に切り替わる。そして厳かにイントロが流れ出す。♪ONE FOR LOVE〜ONE FOR TRUTH〜ONE FOR ME〜ONE FOR YOU 〜〜〜ハッ! そう、UNDIVIDEDだ!デヴィッドのキーボードから軽やかに流れるメロディ、イントロは本物そっくり。日本の鍵盤の魔術師とは彼女のことか?(^^)かっこいい〜。さびの部分になると皆腕を振り上げ大合唱だ!ドームにも負けないぞ(爆)
最前列のみんなは思い思いに星条旗を掲げJONにアピール(^^)みんななりきっている。いい感じだ(笑)続いての曲はなんとなんと!FEARです。あ〜びっくり。この曲から皮ジャンを脱ぎ捨てTシャツ1枚になったJON!どうだ、参ったかと言わんばかりにこの珍しい曲を歌いだす。本家がやらない曲だけにみんなノリ方に戸惑うがJONが我々を煽り上手にのせて行く。初ステージ、初ライブとは思えないJONの動き。この曲辺りからJONの声もよくなったように思う。本物同様風邪気味だったらしい(爆)続いてJONが「キャプテンクラッシュアンドビュゥ〜ティィクィ〜ンフロムマーズ」とあのJONの口調で紹介されてはじまったこの曲。JON、リッチー、アレックと3人並んでギターを左右に振る姿。やっぱりいいですねぇ。それにあわせて私たちも両手を左右に振ります。お馴染みの光景ですね。♪トゥルットゥル〜の部分はやはり合唱にはなりませんでした。このメンバーならみんな歌ってくれたような気がするだけにもっと煽ってもよかったかなとは思います。。。続いてはYOU GIVE LOVE A BAD NAME!ここでやっと定番中の定番の曲が登場。言わなくても決めるとこは決め、歌わすとこは歌わせる。それに呼応して当然のごとく我々も応える。また、アレックがリッチーのとこまで行きお互い見合わせて弾いてるとこなんか最高でしたね。今では絶対に見られない光景なので見ていて楽しかったし本当に感動した(^^)俺はHUGHじゃないぞ!というほんの小さなアピールだったのでしょうか(笑)

続いてカウボーイハットを被って登場したJON!「カウボーイソングだけどあれじゃない」ともったいぶる(笑)一体どの曲が登場するかとワクワクしていたら聴こえてきたのはなんとSTICK TO YOUR GUNSではありませんか。これにもまた驚かされた。リッチーがボロ〜ンと弾き始めた瞬間鳥肌のようなものが立ちました。トリビュートバンドだから聴ける曲か。うぉ〜〜〜!という歓声がこだまする中、曲が始まるとなぜかみんな合唱している(^^)なんとなく頭の中に入ってるんだねぇ。名曲は死さず。名曲に光を!そんな想いも伝わってくるような気がしました。むちゃくちゃ感動しました。私はこの曲が一番良かったです。続いてJONが「知らない人もいるかもしれないけど帰らないでね」って紹介して始まったのがSTAYだ!これにもむちゃくちゃ驚いたねぇ。これって楽譜なんかないよねぇ?デビッドの耳コピか。さすが〜〜。できるはずがない曲だけにまさかやるとは思っていなかった。驚きもひとしおだ。♪Stay〜〜just a little longer〜・・・・Stay〜〜〜。いい曲ですよねぇ。JBJお得意のメロディラインのような気もしないではないがこういう曲調には私を含めみんな弱いはず(^^;ALWAYS路線とでも言うのでしょうか。アルバムに入れなかったのがなんとなくわかるような気もしますね。ですからBoZ Joviでこそ聴ける曲でもあるわけですね。これからもこの曲は歌い続けて欲しいです。私の願望です(^^)続いてはアコースティック調で始まったBLOOD ON BLOODだ!今回唯一のアコースティック調の曲です。いろんな技を披露してくれますね。嬉しいです。ジョンとリッチーが主役だがまわりのメンバーのサポートも素晴らしい(^^)これからどんどんアコースティックのレパートリーも増やして欲しいものです。BONJOVIとアコースティックは切り離せないですからねぇ(^^)アコースティックで披露するにはこの曲もいいがここまで驚かせてくれていたので同じやるなら「THESE DAYS」とかTHIS LEFT FEELS RIGHTの中の曲とか聴きたかったかな(^^;そしてこの曲が始まると会場のボルテージは最高潮に!そう、BORN TO BE MY BABYだ!♪ナナナナ〜ナナナ〜ナナナ〜ナデジカメの容量も無くなり後は暴れるだけ!手挙げまくりジャンプしまくり歌いまくり最高の気分です。異様に溜めが長かったので福岡ドームかジャイアンツスタジアムのヴァージョンを再現したのかな?とふと思った。最後の曲にふさわしい、BONJOVIらしく盛り上がって本編は終了した。
5人前に出てきて手をつないで大きく何度も礼をする。お馴染みのポーズです(^^)
最後までBON JOVI いや、BoZ Joviでした(笑)

〜 1st encore 〜

当然このまま帰れるはずもない。私たちの熱い熱い声援に答えて再びBoZ Jovi登場!JONはBOUNCE ON THIS・・・のTシャツに着替え、リッチーは先日のオフ会でGETしたSLIPPERY WHEN WETのTシャツに着替えて出てきた。まだリッチーのトーキングモジュレーター使ってないよ!見せかけか。。。(^^;まさかそんなわけもなくアンコール1曲目にティコのドラムから勢いよくダンッダンッ!ってIT'S MY LIFEが始まった。同時にリッチーのトーキングモジュレーターからも♪ワウワウ〜と聴こえてきた。そうか、LIVIN' ON A PRAYERじゃないんだ。リッチーは見事に使いこなしていたようだ(^^)今のBON JOVIはこの曲無しには語れないのではずすわけにもいきませんよね。みんな大合唱です。

続いてはKEEP THE FAITHだ!しかしここでハプニング発生か。アレックのベース音と共に始まったのだがJONはマラカスが無いのに気づいて取りに戻っていた(笑)本家BON JOVIも2002年9月11日のZEPP TOKYOライブで同じくマラカスが見つからないことがありましたがその時のJONはマラカス無しで歌いました。こっちのJONは応用がきかなかったのか気が動転していたのか取りに戻るという珍行動をとりました(笑)それともどうしてもマラカスが振りたかったのでしょうか。。。(笑)
KEEPといえばJONの見せ場いっぱいですよね。マラカス振りつつお尻フリフリ、屈んだ姿勢から両手広げてくるくる回ったり、一気に沈んで徐々に起き上がってきたり、絶妙な溜めとかもありますよね。そういう所次回期待したい。マラカス投げてキャッチするのもなかったですねぇ(^^;これはぜひやって欲しかったなと。とはいえ会場の盛り上がりも最高だし細かいことを気にしなければ最高なのではないでしょうか(^^)これでアンコールも終わりのようだ。なんだか寂しい。もっともっと聴きたかったよぅ(;;)次はもっとレパートリー増やして3時間ライヴ期待してるよ(爆)私達にもう一度あの3時間ライブを体験させてくれないか。君たちならできる!!いつかやってくれると信じているよ。再び5人が前に出てきて同じく手をつないで大きく礼をする。するとその時、後ろからN子さんが大きな花束を持って現れた。すごい!私をはじめ親しい仲間は誰一人として用意していなかったのに。後ろで遠慮がちにノッていたのは知っていたが最後に気の利いたことをしてくれました。なんだか嬉しい。ありがとうございます。

 〜 2nd encore 〜

これで終わり?そう思った観客も多く、帰ってしまった人もいたようですが私たちの執拗なアンコールに答えて再び出てきてくれた。ありがとう!BoZ Jovi。
もうやる曲がないと言いつつ最後はONE WILD NIGHTで締めだ!!ほんとにこれが最後だと思ったのでおもいっきり暴れる。途中のSTOP!の手もみんな息が合っていた。さすがだ!みんなわかってるねぇ、なんだか私は嬉しいよ。本当にWILDな夜になったよ。こんな素敵なファンたちと一つになれたことはBoZ Joviのおかげです。本当にありがとう。次回、7月に同じ場所で再会できること楽しみにしている。
そして、これからのBoz Joviの発展と成功を祈って私からのREPORTとさせて頂きます。


【総評】

私はBONJOVIのトリビュートバンドをBoz Joviを含めて今まで4バンド見てきましたが上手い方だと正直思いました。初ライブでこれだけできれば将来ほんとに楽しみです。ただ単にBONJOVIの曲をコピーするだけのバンドが多い中本格的にBONJOVIめざして?こだわっているところは素敵だと思いました。BONJOVI愛という点では1番だと思います。それはライブを見ていてひしひしと伝わって来ました。初ライブでこれだけのパフォーマンスができればほんとにすごいと思います。自信を持って下さい!また、BoZ Joviの強いところはサポート体制がいいところだと思います。協力してくれる仲間が大勢いること、それはとても大事なことです。それがこのバンドはすでに確立されている。そんな人たちを大事にしていって欲しいと思います。本人達次第だと思いますがこれからもっともっとビッグになる可能性は十分にあると思います。1度ライブをしたことで自信もついたと思うしこれからは数をこなしてそれぞれの技を磨いてよりよいパフォーマンスを私達にみせて下さい。最高のONE WILD NIGHTでした。ありがとう!!
最後にsyumingさん、夢が叶ってよかったですね(^^)本当におめでとう!

つたないREPORTでしたが少しでも雰囲気が伝わっていれば幸いです。
そして最後まで読んで頂いてありがとうございます。これからもBoZJoviを追い続けて行きたいと思います。

−BON JOVI IS FOREVER! KEEP ON BOZ JOVING!!−

2004年4月4日 REPORTED BY どり〜む